ーー人生は「お金の不安」をなくすと、やりたいことに集中できる
お金の知識は、一生役に立つ「人生のインフラ」です。
しかし多くの人は、学校で正しく学ぶ機会を与えられませんでした。
- どうお金を増やすのか
- どこにムダがあるのか
- 資産はどう形成されていくのか
- 「自由な生き方」と「お金」はどう関わっているのか
これらは本来、社会に出る前に学ぶべき内容です。
しかし、ほとんどの人は社会に出てから「お金の不安」と向き合うことになります。
そんな中で、多くの人に「お金と人生の向き合い方」を分かりやすく教えてくれたのが、
両学長の 『本当の自由を手に入れる お金の大学』 です。
この本は、単なる節約本ではありません。
また、投資だけを推奨している本でもありません。
この本のテーマは、
「貯める → 稼ぐ → 増やす → 守る → 使う」
の5つの力をバランス良く育てること。
そして最大の魅力は、
「読んだらすぐ行動できること」 にあります。
実際、私は本書を読んだことで、
お金の使い方・考え方・資産形成の手順が明確に変わりました。
本記事では、私が 実際に行動し、効果があったことを5つ ご紹介します。
「本を読んだけど、行動できていない」
「どこから手をつければいいか分からない」
そんな人にこそ、この記事は役に立ちます。
■ 実践したこと① 「固定費」を徹底的に見直した
本書では、資産形成の最初のステップを 「貯める力」 としています。
そして、貯める力の中でも最も効果的なのが、
固定費の削減
です。
✅ 見直したもの一覧
| 項目 | Before | After | 効果 |
|---|---|---|---|
| スマホ料金 | 月9,000円 | 月1,780円(格安SIMへ変更) | 年間約86,640円の節約 |
| 保険 | 「なんとなく加入」 | 必要なもの以外すべて解約 | 年間約120,000円の節約 |
| サブスク | 気づけば7個契約 | 実際使っている3つだけに統合 | 年間約36,000円の節約 |
合計の効果は、
年間で約24万円の改善
→ 10年で約240万円
→ 複利投資で運用すれば、さらに大きな差
節約とは「我慢」ではなく 最適化 だということが、ここで理解できました。
■ 実践したこと② つみたてNISAで毎月自動積立を開始
この本が優れているのは、ただ投資を勧めるのではなく、
正しい投資の順番と方法を教えてくれる点 です。
投資は「知識がある人とない人で、差がつきやすい分野」。
だからこそ、本書では 再現性の高い長期積立投資 が推奨されています。
✅ 実際に始めた投資
- 証券口座:SBI証券
- 積立金額:月20,000円 → のちに月33,333円へ増額
- 投資対象:
- S&P500
- 全世界株式(オルカン)
✅ なぜ長期積立なのか?
- 定期的に買うことで「相場の上下に依存しない」
- 時間を味方にして「複利」が働く
- ほとんど手間がかからない
簡単に言うと、
投資で一番強いのは、“続けられる仕組み化” である
ということです。
積立を始めた瞬間、お金が「働く側」へ回り始めます。
■ 実践したこと③ 副業で「稼ぐ力」を育てた
本書が多くの投資本と違う点は、
「稼ぐ力」を育てることにも強く触れている
点です。
節約で生み出せる余力には限界がある。
しかし、収入を増やすことには上限がない。
つまり、
収入 - 支出 = 投資に回せる資金
の「収入側」を伸ばせる人は、資産形成が一気に加速します。
✅ 実際に取り組んだ副業
- ブログ運営(今見ているこれです)
- 文章制作・ライティング案件
- デジタルコンテンツ販売
最初から稼げたわけではありません。
しかし「月1万円 → 月3万円 → 月6万円」とじわじわ増えました。
✅ 副業で得られるのは「お金」だけではない
- 市場で評価されるスキル
- 自分の時間価値の上昇
- 自尊心と選択肢の増加
結果、
「会社の給料だけに依存しない生き方」 が現実味を帯びてきます。
■ 実践したこと④ 保険を「必要なものだけ」にした
本書では、
「不要な保険に入ることは、人生最大のムダ」
と断言しています。
最初は刺激的な表現に感じましたが、調べるほどに納得しました。
✅ 保険は「リスクヘッジ」であり「貯蓄」ではない
多くの人は、保険を「貯金の延長」と思って加入しますが、
保険とは本来「大きな損失が発生するリスクに備える商品」です。
✅ 見直して残した保険
- 医療保険 → 不要(国の保障で十分)
- がん保険 → 不要(確率が低い)
- 学資保険 → 不要(投資で代替できる)
- 残したのは「掛け捨ての生命保険(最低限)」だけ
結果、年間12万円以上の削減につながりました。
■ 実践したこと⑤ 生活の基準を「お金」ではなく「自由」にした
この本の真のメッセージはここだと感じています。
「お金のために生きるのではなく、自由のためにお金を使う」
固定費を減らし、収入を増やし、資産を育てるのは、
贅沢をするためではなく、
- やりたくないことをやらなくていい自由
- 好きな人と過ごす時間の自由
- 学び続ける自由
- 働き方を選べる自由
を取り戻すため。
お金は「自由へのツール」であり、「目的」ではないと気づきました。
■ まとめ:行動した人だけが変われる
『お金の大学』は、読むだけでは何も変わりません。
しかし、行動すれば人生が変わる本です。
私が実際に行動して得たメリットをまとめます。
| 実践項目 | 効果 |
|---|---|
| 固定費削減 | 年24万円の余裕資金ができた |
| 積立投資 | 未来の資産形成が自動的に進み始めた |
| 副業開始 | 時間と収入の自由度が上がった |
| 保険見直し | 「不安」に払っていたお金が消えた |
| 思考の変化 | お金 → 自由 という価値基準に変化 |
つまり、
「お金の不安が減ると、人生は軽くなる」
ということです。
あなたは、どれから始めますか?
どれも 今日から無料で、できること ばかりです。

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